施工中の現場紹介

鯖江〜福井IC間床版取替工事

 私たちが請け負っている工事は、北陸自動車道の更新工事です。
 現在の高速道路は、老朽化が進んでおり、開通から約30年を超える道路が多くなっています。そのため、損傷したRC(鉄筋コンクリート)床版を、より耐久性のあるプレキャストPC(プレストレストコンクリート)床版に取り替えることを目的としています。床版取替以外にも床版打換や鋼桁の塗り替え塗装、支承取替えなども行います。PC(プレストレストコンクリート)とは「あらかじめ応力を与えられたコンクリート」ということです。その技術を使うことによってコンクリートの弱点でもある圧縮には強く引張には弱い性質を克服できます。
 下記に記す通り、2021年7月6日~2026年1月10日の工期の中で4橋を施工します。構造形式や橋長、桁下条件などで施工条件がどの橋梁も異なるため、施工計画を含め、安全面でも非常に気を付けなければなりません。特に気を付ける事として、光ケーブルの損傷防止や隣接する市道を通る一般車両、河川への汚濁水流出などに注意して施工を進めていきます。

施工中の現場紹介 | 2021年7月6日~2026年1月10日

黒沢川橋

 秋田自動車道は、岩手県北上市の北上ジャンクション(JCT)から秋田県鹿角郡小坂町の小坂JCTに至る高速道路です。物流環境の改善を図り、企業立地の促進等による地域産業の活性化に寄与します。現在、北上西インターチェンジと大曲インターチェンジの間の43キロで、4車線化の工事が進められています。
本工事は4車線化工事のうち、黒沢川橋、黒沢橋、田代沢橋の3橋の上部工の施工を行うものです。

施工中の現場紹介 | 2023年8月22日~2028年4月26日

川袋川橋

 遊佐象潟道路は日本海沿岸東北自動車道の一部で、山形県飽海郡遊佐町北目から秋田県にかほ市象潟町小滝に至る延長17.9mの自動車専用道路です。
 遊佐象潟道路は、秋田・山形県境地域の三次救急医療施設への60分圏カバー率の向上、さらには災害時の代替路確保を図るとともに高速ネットワークを形成し広域的な交流・連携を図ることを目的とする道路です。
 本工事は、にかほ市象潟町で川袋川に張出し架設にて架橋する工事です。

施工中の現場紹介 | 2024年2月14日~2025年11月25日