スーパープレテンション橋

スーパープレテンション橋は、高強度PC鋼材と高強度コンクリート技術の融合により可能となった高性能プレテンションけたで構成されます。高性能プレテンションけたは、これまでのプレテンションけたの利点をさらに向上させたもので、PC橋の更なる軽量化と高耐久化を可能にします。

主けた断面は従来のPCけたの形状が適用でき、プレテンションホローけたでは、けた高を73%程度にまで、専用断面では上部工反力を62%程度にまで低減できます。

さらに、高強度コンクリートの持つ高耐久性から橋梁の長寿命化が可能となり、維持管理の軽減や、将来の予防保全対策となるなど、限りない可能性を秘めています。

耐震性の向上

●主けたの軽量化および断面寸法縮小に伴う上部工の死荷重低減により耐震性が向上します。

耐久性の向上

●高強度コンクリートの使用により耐久性が向上します。

経済性の向上

●主けたの軽量化および断面寸法縮小に伴う上部工の死荷重低減により耐震性が向上します。

●上部工の軽量化に伴う下部構造の省断面化・簡素化によって橋梁全体の経済性が向上します。

環境負荷軽減

●省断面化に伴う省資源化および施工器械の簡素化によって環境負荷が低減します。

鋼材特性および各種抵抗性

「高強度PC鋼材の特性」については、こちらをご覧下さい。
「凍結融解抵抗性」については、こちらをご覧下さい。
「塩化物イオン浸透抵抗性」については、こちらをご覧下さい。
「中性化抵抗性」については、こちらをご覧下さい。

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適用範囲と設計条件

スーパープレテンション橋(高性能プレテンションけた)の

●適用範囲
●設計条件(材料強度、許容応力度、材料の物性値)については、こちらをご覧下さい。

主けた断面

ホローけたについては、従来のPCけたの形状が適用でき、型枠の省資源化が可能となります。Tけたについては、専用断面となりますが、断面が薄く軽量のため、上部工反力が従来のJISけたよりも最大38%低減できます。

ホロー桁 T桁
上部工反力比 最大18%低減 最大38%低減
桁高比 最大28%低減 最大15%低減

※支間24.0mにおいて従来JISホーロー桁を100%とした場合の各比較値

各支間長におけるけた高の比較(従来JISホローけた橋との比較)

各支間長における上部工反力の比較(従来JISホローけた橋との比較)

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