大節婦川橋

 地域間交流の活性化及び国際拠点港湾苫小牧港、拠点空港新千歳空港等への物流の効率化等の支援を目的とした日高自動車道は、北海道苫小牧市を起点とし、北海道日高郡新ひだか町を経由して北海道浦河郡浦河町に至る予定の高規格幹線道路です。
 本工事は、日高自動車道 日高厚賀IC~静内IC(仮称)間に架かる大節婦川橋(L=555m)の終点側(P5~A2 L=190.5m)上部工を施工する工事です。
 新冠町は、日本有数の軽種馬産地として栄えており、近郊には軽種馬牧場が多数あるため、騒音や振動などの環境配慮が必要となります。

工事概要

工事名 日高自動車道 新冠町 大節婦川橋上部東工事
発注者 北海道開発局 室蘭開発建設部
工期 2022年10月29日~2024年10月31日
工事場所 北海道新冠郡新冠町字大狩部
構造形式 ポストテンション方式連続箱桁橋
橋長 L=555.0m(内190.5m)
幅員 W=12.0m

施工状況

2024年9月進捗状況

 現在、張出施工のコンクリート打設は全て完了しワーゲンの解体およびA2側径間の鉄筋・型枠組立を行っています。
 今月は9月9日に北海道開発局若手職員の現場見学会、10日に国土交通省のオンライン見学会を実施しました。施主の方も若い方の技能向上を目的に現場見学会を頻繁に行っているそうです。
 オンライン見学会には本省、他の整備局の方が参加されました。施主と一緒にリハーサルを3回ほど行っていたため、当日は比較的スムーズに進めることができたと思います。動画を編集してくれた工事支援グループ担当者の方、ご協力いただきありがとうございます。

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2024年8月進捗状況

 現在、P6は張出施工12ブロック(最終ブロック)、A2側径間の支保工組立を行っています。
 施工を行っている地域は北海道の太平洋側に分類され、北海道の中でも夏は比較的涼しい地域となっていますが、温暖化の影響か8月はやはり暑いです。(暑いといっても30℃以上の日はほぼありません。)周辺の家でも昨年あたりからクーラーを取付ける方が増えているそうです。
 現場では空調服を着用、休憩所のエアコン設置など熱中症の対策を行い作業を進めています。

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2024年7月進捗状況

 現在、P5の張出施工が完了し移動作業車の解体を行っています。P6は8ブロック(全12ブロック)の施工を行っています。P6は今月末で10ブロックまでの施工を行う予定です。
 7月10日に建設物価調査会の方々が現場を訪れ見学会を実施しました。現場以外に東京支店からも応援に来てもらいプレストレスコンクリ―トの概要および現場概要をCIMなどの資料を用い説明を行いました。見学会実施のお礼として建設物価調査会の方から「建設物価レー」という珍しいものをいただいたので職員で分け合いおいしくいただきました。

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2024年6月進捗状況

現在、張出施工を行っています。P5は今月末に最終12ブロックのコンクリート打設を行い来月から移動作業車の解体を行う予定です。
現場事務所は旧小学校の跡地のグランド内に設置しています。グランドでは時折、キツネ、雉、鹿などが現れ散歩をしています。付近での熊の目撃情報はありませんので事務所付近の安全性は問題ないと思われます。

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2024年5月進捗状況

現在、張出施工を行っています。施工ヤード周辺の雑草が伸びてきました。このまま放置しているとカメムシの発生に繋がるためヤード周辺の草刈りを行いました。周辺の地元住民の方に迷惑をかけないよう今後は半月に1回くらいのペースで草刈りを行う予定です。

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2024年4月進捗状況

現在、張出施工を行っています。かなり暖かくなり日々過ごしやすくなってきました。宿舎のある新ひだか町では約2,000本以上の桜が直線7km以上に渡って咲き誇る日本一と言われる二十間道路桜並木がゴールデンウィークに見頃を迎えます。

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2024年3月進捗状況

現在、張出施工を行っています。3月末でP5橋脚は4/12BL、P6橋脚は6/12BLの完成予定です。朝晩はまだ氷点下となりますが少しづつ暖かくなってきているので体調に気を付け施工を進めていきます。

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2024年2月進捗状況

昨年11月から開始した張出施工は、2月15日時点でP5橋脚は1/12BL、P6橋脚は3/12BLまでコンクリート打設を行いました。張出施工は移動作業車(ワーゲン)にて順次施工を進めています。

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