東海環状池尻第2高架橋PC上部工事

本橋が属する東海環状自動車道は、愛知県豊田市を起点とし、愛知県瀬戸市、岐阜県岐阜市および大垣市などの主要都市を経て三重県四日市市に至る延長約160㎞の高規格幹線道路です。三重県の頭文字である「M」、同じく愛知県の「A」、岐阜県「G」を組み合わせて、「MAGロード」と命名されました。マグネット(磁石)のように、それぞれの地域を引き付ける道路という意味も込められています。

本橋は、このうち大垣西IC~大野神戸IC間に位置する橋長305.0mのPC9径間連結コンポ桁橋で、岐阜国道事務所から発注される工事の中でも最大規模のPC連結コンポ橋となっています。

工事概要

工事名 平成29年度 東海環状池尻第2高架橋PC上部工事
発注先 国土交通省中部地方整備局岐阜国道事務
工期 平成29年9月9日~平成31年5月31日
工事場所 岐阜県大垣市池尻町地内
構造形式 ポストテンション方式PC9径間連結コンポ桁橋(セグメント)
橋長 305.0m
有効幅員 10.75m
支間長 31.6+7@32.4+31.6m

施工状況

平成31年5月進捗状況

・平成31年4月25日に竣工検査を受検し、現場・書類とも指摘なく工事を完了しました。9径間の連結コンポ橋という、近隣でも類を見ない規模の多径間連結構造であり、長大化する伸縮量や多数の分割目地部に備えて、各種ひび割れ対策や品質向上対策など、いろいろな創意工夫を駆使し現場運営を行いました。これまでご指導・ご支援をいただいた方々に感謝を申し上げ、掲載完了のご挨拶とさせていただきます。

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平成31年3月進捗状況

・現在、本体工事は全て完了し、仮設物(桟橋・敷き鉄板・ハウス)の撤去を残すのみとなっています。最後まで気を緩めず安全作業に努める所存です。

・工事の完了予定は4月12日、完成検査が4月25日に実施される予定です。

・3月31日現在で計画97.9%に対し、99.8%で進捗している。

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平成31年1月進捗状況

・現在、橋体工が完了し、壁高欄の施工を実施している。壁高欄コンクリートについては全長300mの内、150mの打設を完了している状況であり、今後吊足場の解体および付属物関係の施工に着手する予定である。年度内の完了を目標に工事を進めている。

・12月31日現在で計画90.5%に対し、89.2%で進捗している。

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平成30年10月進捗状況

・現在、床版および連結横桁を施工しており、床版に関しては全9径間の内、6径間のコンクリート打設を完了している。連結横桁は8箇所中の3箇所を完了しており、年内の橋体完成を目標に工事を進めている。

・10月31日現在で計画84.6%に対し、83.0%で進捗している。

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平成30年9月進捗状況

・全9径間の主桁架設、足場組立およびPC板の敷設を完了。

・現在、横桁の施工も完了し起点側2径間の床版コンクリートの打設を完了。

・9月30日現在で計画82.2%に対し、79.6%で進捗している。

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平成30年7月進捗状況

・全9径間のうち8径間(PU4-PU10,PU11-1-PU12)の架設およびPC板の敷設を完了。

・架設を完了した径間から順次、桁下足場および横組工を実施中。更に横組工の完了したPU4-PU6径間では床版鉄筋の組立に着手している。

・7月31日現在で計画76.3%に対し、70.7%で進捗している。

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平成30年6月進捗状況

・PU4-PU6(2径間)の架設およびPC板の敷設を完了。

・順次PU4-PU5径間から桁下足場および横組工を実施中。

・6月15日現在で計画57.6%に対し、53.8%で進捗している。

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