スーパープレテン®は、⾼強度PC鋼材(通常のPC鋼材の1.2倍の強度)と⾼強度コンクリート(σ ck=80N/mm2)を融合させることで実現した⾼性能なプレテンション橋です。JIS桁に⽐べ桁⾼を低減することができ、軽量化かつ耐震性向上が可能となった汎⽤性の⾼い橋梁です。
さらに、高強度コンクリートの持つ高耐久性から橋梁の長寿命化が可能となり、維持管理の軽減や、将来の予防保全対策となるなど、限りない可能性を秘めています。
桁高低減
●JIS桁に⽐べ20%〜28%(ホロー桁)を抑制できます。
耐震性向上
●上部⼯死荷重の低減により耐震性が向上します。
耐久性向上
●強高度コンクリートの使用により耐久性向上が期待できます。
経済性向上
●運搬・架設機の⼩型化、下部⼯構造の⼩断⾯化が可能となります。
「高強度PC鋼材の特性」については、こちらをご覧下さい。
「凍結融解抵抗性」については、こちらをご覧下さい。
「塩化物イオン浸透抵抗性」については、こちらをご覧下さい。
「中性化抵抗性」については、こちらをご覧下さい。
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スーパープレテンⓇの
ホロー桁については、従来のJIS桁の形状が適用でき、型枠の省資源化が可能となります。T桁については、専用断面となりますが、断面が薄く軽量のため、上部工反力が従来のJIS桁よりも最大38%低減できます。
ホロー桁 | T桁 | |
---|---|---|
桁高比 | 最大28%低減 | 最大35%低減 |
上部工反力比 | 最大18%低減 | 最大24%低減 |
※支間24.0mにおいてJIS桁を100%とした場合の比を表しています。